ブログ

MENU CLOSE

歯医者のスタッフとその役割について

皆さん、こんにちは。最近めっきり寒くなってきましたね。暑い日が長く続いていただけに、少し寒くなると秋をすっ飛ばして冬になった気分です。でも冬はこれからが本番。寒さに弱い自分は先が思いやられます。

さて話は変わりますが、皆さんが歯医者に行って診察台で横になって治療を受けているといつの間にかさっきやっていた人と別のスタッフが治療している、なんてことありませんか?いつ・なぜ・だれに変わったの???なんて思ったことはありませんか。

そんな疑問をお持ちの方のために、また純粋に歯医者を少しでも知って頂く意味で、今回は歯医者にいるスタッフとそれぞれの役割についてご紹介します。

ざっくり言うと歯医者には歯科医師、歯科衛生士、歯科助手といったスタッフがいます。

まずは歯科医師です。6年間歯科大学で学び、その後国家試験に合格してなれる歯の総合専門家です。

診察・治療、クリーニング(歯石除去)、保健指導など日常的な歯の健康を守る医療行為ができます。また加えて矯正や入れ歯、口腔外科といった各自が得意とする専門分野があります。例えば矯正は矯正専門の歯医者に行く必要がありますし、難しい抜歯(歯を抜くこと)は口腔外科を設置してその道のスペシャリストがいる大きな病院で行なったほうが適切な場合があります。仮に皆さんが通っている歯医者では専門外のためできない処置であったとしても、連携している他の歯医者に紹介状を出せますので迷った時はまずはかかりつけの歯医者に相談してみてくださいね。

説明が長くなりましたが、歯科医師のメイン業務は歯の治療です。悪いところを見つけ出して治療します。クリーニングはこの後紹介する歯科衛生士が行なうことが多いですが、クリーニングで来院された場合も歯科医師が必ず皆さんの口内の状態を確認しています。

次に歯科衛生士です。3年間大学や専門学校で学んだあとに国家試験に合格してなることができる歯の専門家です。

クリーニング(歯石除去)、保健指導のほかに診療の補助として被せ物や詰め物の調整などができますが、メイン業務はクリーニングで、ブラッシングやフロスの指導など保健指導も合わせて行います。ハブラシや歯磨き剤に対する知識も豊富なので自分にあったものを探してほしい時は気軽に相談してみて下さい。

その他に歯科医師や歯科衛生士のアシスタント業務・治療器具の管理・受付や会計業務といった治療以外の幅広い業務全般を行なう歯科助手がいますが、当院のように規模の大きくない医院ではみんなで協力しながら行なっている場合もあります。

以上のように、1回の診察の中で歯科医師による診療や歯科衛生士によるクリーニング・診療補助などが混在するために冒頭のようにスタッフがいつの間にかチェンジしているということが起こります。

今回は以上となりますが、当院では待ち時間を含めた診療時間を極力短くしながら皆様に最適な医療を受けて頂くためスタッフ一同日々改善に努めてまいります。

ページの先頭へ戻る