皆さんこんにちは。夏休みもあっという間?に終わってしまいましたね。
夏休み中はお子さんが自宅にいて一緒に過ごされる時間が増え、ついつい色々な事が気になってしまう方も多かったようです。医院に来られる患者さんからは「食べたらすぐに歯磨きしなさいって言っているのに聞かない」とか「歯磨きしないでいつの間にか寝ちゃった…」なんて声も聞かれました。
ということで今回は歯磨きっていつするのが適切なのかについて書きたいと思います。
歯磨きは一日何回すべきかという決まったものはありませんが、結論からいうと就寝前、起床後、食後がより効果的なタイミングということになります。
◆就寝前と起床後は必ず歯磨きを
就寝中の口内は唾液の分泌が低下するので細菌が増殖しやすい環境になっています。
そのため就寝前の口内は特に綺麗にしておくことが必要です。
歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシ等を使って食べカスをしっかり取り除いて下さい。
それでも就寝中は細菌が増殖して起床時の口内は非常に不潔な状態になっています。起きた時に口の中がネバネバしたり口臭がきつかったりするのはそのためです。
起床時には汚れた口内を歯磨きすることで綺麗にしましょう。
◆食べた後はできるだけ歯磨きを
食後は虫歯や歯周病の原因となる食べカスが口内に残るので歯磨きすることをおすすめします。ただ、仕事や学校など出先で毎食後歯磨きするのは難しい場合もあるでしょう。そうした場合はうがいだけでもしましょう。デンタルリンスなどを使うとより効果的です。
まとめると就寝前と起床後は必ず、食後は可能な限り歯磨きをして、虫歯や歯周病のリスクを減らして健康な歯と体の維持に努めましょう。